【STEP4-7】荷電粒子が磁界から受ける力|円運動になる理由を読む

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磁界に直角に入った荷電粒子の速さはどうなる?

読む前に1問。10秒で終わります。

Lesson7 荷電粒子が磁界から受ける力|円運動になる理由を読む

磁気の理解を助ける本文図

Lesson6の導体を、
動く一個の電荷まで小さくするとローレンツ力になります。

磁気で手が止まりやすいのは、
公式が多いからだけではありません。

負電荷でも正電荷と同じ向きに力が働くと思うこと

このLessonでは、
式を選ぶ前に「原因 → 磁界・磁束 → 結果」の順番を図にします。

磁気は、
矢印を描いてから式を選ぶ。

まず、現象を言葉で読む

磁気の理解を助ける本文図

速度vで動く電荷qが磁界Bに入ると、
速度と磁界の両方に直角な力を受けます。
力が進行方向に直角なので仕事をせず、
速さは変わりません。
向きだけが変わり続けるため円運動になります。
負電荷では力の向きが反転します。

  • 正電荷の向きを基準にする
  • 負電荷なら最後に反転
  • 力は速度に直角
  • 速さは変えず進行方向を変える

計算前に、増減と向きを予想する

磁気の理解を助ける本文図

公式へ数字を入れる前に、
何を大きくすると答えが増えるか、
どの矢印が原因かを確認します。

F=qvB\sin\theta,\qquad r=\frac{mv}{|q|B}

速い・重い粒子ほど大きな円を描き、
電荷量や磁束密度が大きいほど小さく曲がります。

小さな数字で確認する

磁気の理解を助ける本文図

m=2.0×10⁻⁶ kg、v=3.0 m/s、|q|=1.0×10⁻³ C、B=0.50 Tなら、r=0.012 mです。

計算結果だけで終わらず、
最初の予想と一致したかを確かめてください。
予想と逆なら、
計算より先に式の分子・分母、
角度、
単位を見直します。

向きを決める道具を選ぶ

磁気の理解を助ける本文図
知りたいもの 分かっているもの 使う考え方
電流がつくる磁界 電流の向き 右ねじ
導体が受ける力 磁界と電流 フレミング左手
運動で生じる起電力 磁界と運動 フレミング右手
誘導電流 磁束の増減 レンツの法則

手の形を作る前に、「今回は何を求めるのか」を一行で書きます。

はるの気づき

電子の向き問題で毎回逆になったのは、
最初から負電荷を頭の中で処理していたからでした。
まず正電荷で決め、
最後に一度だけ反転すると安定します。

分からない場所へ戻ることは、
後退ではありません。
矢印と原因をつなぎ直す作業です。

電験3種では、ここを確認する

  1. 正負で力の向きを反転
  2. 速度と磁界が平行なら力0
  3. 半径の比例・反比例

数値が出たら単位を先にそろえ、
向きが出たら「・=手前」「×=奥」を図へ書き込みます。

まとめ

速度vで動く電荷qが磁界Bに入ると、
速度と磁界の両方に直角な力を受けます。
力が進行方向に直角なので仕事をせず、
速さは変わりません。
向きだけが変わり続けるため円運動になります。
負電荷では力の向きが反転します。

次はLesson8「電磁誘導」です。

本文の「現象 → 矢印 → 予想 → 式」を、
自分で再現できるか6問で確認します。

EXERCISE

読んだ直後に、6問だけ。

問1予想

速度を2倍にすると円運動の半径は何倍ですか。

答えを見る

2倍

rはvに比例します。

問2予想

Bを2倍にすると半径は何倍ですか。

答えを見る

2分の1

rはBに反比例します。

問3向き

負電荷の力は、
正電荷で求めた向きに対してどうなりますか。

答えを見る

反対向き

qの符号で反転します。

問4まちがい探し

磁気力が粒子の速さを増加させると説明した。

答えを見る

磁気力は速度に直角で仕事をしない

変わるのは向きです。

問5計算

q=2 C、v=3 m/s、B=0.50 T、
直角のFを求めてください。

答えを見る

3 N

2×3×0.50です。

問6計算

m=0.020 kg、v=4 m/s、|q|=2 C、B=0.50 Tのrを求めてください。

答えを見る

0.080 m

0.020×4/(2×0.50)です。

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