【STEP4-6】電流が磁界から受ける力|フレミング左手を図から使う

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磁界と電流が平行なとき、導体に働く力は?

読む前に1問。10秒で終わります。

Lesson6 電流が磁界から受ける力|フレミング左手を図から使う

磁気の理解を助ける本文図

電流が磁界をつくるだけでなく、
外から磁界を受けると導体には力が働きます。
これがモーターの出発点です。

磁気で手が止まりやすいのは、
公式が多いからだけではありません。

左手を先に作り、
磁界・電流・力のどれを求めているかを確認しないこと

このLessonでは、
式を選ぶ前に「原因 → 磁界・磁束 → 結果」の順番を図にします。

磁気は、
矢印を描いてから式を選ぶ。

まず、現象を言葉で読む

磁気の理解を助ける本文図

磁界中の導体に電流を流すと、
磁界と電流の両方に直角な向きに力が働きます。
最初に磁界Bと電流Iの矢印を図へ描き、
求める力Fを空欄にします。
その後でフレミング左手を確認に使います。

  • 人差し指=磁界B
  • 中指=電流I
  • 親指=力F
  • 平行なら0、直角なら最大

計算前に、増減と向きを予想する

磁気の理解を助ける本文図

公式へ数字を入れる前に、
何を大きくすると答えが増えるか、
どの矢印が原因かを確認します。

F=BI\ell\sin\theta

θは磁界と電流の角度です。
直角ならsin90°=1、
平行ならsin0°=0です。

小さな数字で確認する

磁気の理解を助ける本文図

B=0.50 T、I=4.0 A、ℓ=0.20 m、
直角ならF=0.50×4.0×0.20=0.40 Nです。

計算結果だけで終わらず、
最初の予想と一致したかを確かめてください。
予想と逆なら、
計算より先に式の分子・分母、
角度、
単位を見直します。

向きを決める道具を選ぶ

磁気の理解を助ける本文図
知りたいもの 分かっているもの 使う考え方
電流がつくる磁界 電流の向き 右ねじ
導体が受ける力 磁界と電流 フレミング左手
運動で生じる起電力 磁界と運動 フレミング右手
誘導電流 磁束の増減 レンツの法則

手の形を作る前に、「今回は何を求めるのか」を一行で書きます。

はるの気づき

フレミング左手は、
指を器用に曲げる問題ではありませんでした。
図にBとIを書き、
最後の一本を探す問題です。
先に二本描くと、
左手は迷子になりません。

分からない場所へ戻ることは、
後退ではありません。
矢印と原因をつなぎ直す作業です。

電験3種では、ここを確認する

  1. 左手三指の対応
  2. 有効長さℓをmで使う
  3. 角度0°と90°の意味

数値が出たら単位を先にそろえ、
向きが出たら「・=手前」「×=奥」を図へ書き込みます。

まとめ

磁界中の導体に電流を流すと、
磁界と電流の両方に直角な向きに力が働きます。
最初に磁界Bと電流Iの矢印を図へ描き、
求める力Fを空欄にします。
その後でフレミング左手を確認に使います。

次はLesson7「荷電粒子が磁界から受ける力」です。

本文の「現象 → 矢印 → 予想 → 式」を、
自分で再現できるか6問で確認します。

EXERCISE

読んだ直後に、6問だけ。

問1予想

BとIが直角で、
電流を2倍にすると力は何倍ですか。

答えを見る

2倍

FはIに比例します。

問2予想

BとIが平行になると力はいくつですか。

答えを見る

0

sin0°=0です。

問3法則

磁界と電流から力の向きを求める法則は何ですか。

答えを見る

フレミング左手の法則

左手は電動機側です。

問4まちがい探し

導体長20 cmを20 mとして代入した。

答えを見る

長さの単位換算が誤り

20 cm=0.20 mです。

問5計算

B=0.30 T、I=5.0 A、ℓ=0.40 m、
直角のFを求めてください。

答えを見る

0.60 N

0.30×5.0×0.40です。

問6計算

F=0.80 N、B=0.50 T、ℓ=0.40 m、
直角のIを求めてください。

答えを見る

4.0 A

I=F/(Bℓ)です。

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