「電験三種を取りたい」
そう思って参考書を買った。
今度こそやろう。
今年こそ受かりたい。
そう思っている。
でも、なかなか勉強が進まない。
理由は分かっている。
時間がない。
朝は仕事に行く準備。
昼間は当然、仕事。
残業して家に帰れば、
もう19時、20時。
ご飯を食べて、
お風呂に入って、
家族との時間もある。
気づけば22時。
「今日も勉強できなかった……」
仕方がない。
明日やろう。
でも翌日も同じ。
気づけば参考書を
開かないまま、
1週間が過ぎている。
そして、だんだん
不安になってくる。
「このペースで、
本当に間に合うのかな」

SNSを開けば、
「今日は朝活1時間!」
「過去問50問!」
そんな投稿が流れてくる。
それを見てさらに焦る。
みんな、いったいいつ
勉強してるんだよ。
【なぜ】「時間ができたら勉強しよう」では続かないのか?
まず最初に言っておきたい
ことがあります。
仕事をしながら資格を
取ろうとしている人に、
「時間がないなんて言い訳だ」
とは私は思いません。
実際、忙しいです。
仕事がある。
残業もある。
家族との時間もある。
疲れて何もしたくない
日だってある。

だから、
「もっと頑張って
時間を作りましょう」
だけでは解決しません。
問題は、
限られた時間の中で、
勉強をどこに置くか
です。
たとえば、
「今日は時間があったら勉強しよう」
と決めたとします。
では、いつやりますか?
朝?
昼?
仕事から帰ってから?
お風呂のあと?
寝る前?
決まっていません。

すると仕事から帰ってきたあと、
「ご飯を食べてからやろう」
となる。
食べ終わると、
「少し休んでから」
になる。
スマホを見る。
気づけば21時。
「風呂に入ってからやろう」
風呂から出る。
22時。
「今日はもう遅いから、明日やろう」
こうなりやすい。
意志が弱いからでは
ありません。
そもそも、
勉強する時間が予定の中に
存在していなかった
んです。
決めるのは勉強時間ではなく「いつ、どこで」
「毎日1時間勉強する」
目標としてはいいと思います。
でも、それだけでは、
まだ足りません。

大切なのは、
「いつ、どこでやるのか」
まで決めること。
たとえば、
「毎日30分勉強する」
ではなく、
「朝6時30分に、
リビングの机で参考書を開く」
ここまで決める。
あるいは、
「昼休みに、会社の休憩室で過
去問を1問解く」
でもいい。
夜なら、
「夕食後、食器を片付けたら、
そのままダイニングで10分勉強する」
でもいい。
これなら、
「今日はいつ勉強しよう?」
と毎回考えなくて済みます。

決まった時間。
決まった場所。
決まった行動。
ここまで具体的にすると、
勉強を始めるまでの迷いを
減らせます。
「時間がない」の中身を、一度見てみる
ここで、
一度だけ自分の1日を
振り返ってみてください。
本当に、
30分の空き時間すらないでしょうか?
これは、
「スマホを見るな」
「テレビを見るな」
という話ではありません。
休む時間も必要です。
ただ、
なんとなくスマホを
見ていた20分。
電車に乗っている15分。
昼休みの10分。
お風呂に入る前の10分。
寝る前の15分。
こうした時間が、
1日のどこかに
ありませんか?

1時間まとまって取れなくても、
10分+10分+10分なら
作れるかもしれない。
「勉強時間=机に座って1時間」
と考えていると、
1時間取れない日は
0分になります。
でも、
10分でも勉強と考えれば、
使える時間は意外と
見つかります。
【どうやって】自分だけの「勉強スイッチ」を作る
おすすめしたいのは、
時間だけではなく、
普段必ずやっている行動と
勉強をセットにすること
です。
たとえば、
朝、コーヒーを入れたら
参考書を開く。
通勤電車に乗ったら
問題を1問見る。
昼ご飯を食べ終わったら
10分復習する。
お風呂から出たら
昨日の問題を1問だけ見る。
つまり、
「○○したら、勉強する」
と決めておく。

これなら、
「勉強しようかな、
どうしようかな」
と毎回考える必要がありません。
そして最初から、
「1時間やる」
と決めなくてもいい。
まず10分。
あるいは1問。
疲れている日は、
参考書を開くだけでもいい。
大切なのは、
毎回やる気を作ってから
始めようとしないことです。
行動を先に決めておく。
その方が、
忙しい社会人には現実的です。
続かない人ほど「完璧な予定」を作らなくていい
もう一つ注意したいことがあります。
最初から、
「毎朝5時に起きて1時間」
「昼休み30分」
「夜2時間」
みたいな予定を作らないことです。

最初の3日くらいはできます。
でも残業した日。
体調が悪い日。
家族の予定が入った日。
一度崩れる。
すると、
「今日はできなかった」
「昨日もできなかった」
「もう予定通りじゃない」
となって、
全部やめてしまう。
それでは、もったいない。
だから、
最低ラインを決めておく。
普段は30分。
忙しい日は10分。
本当に疲れた日は1問だけ。
これでいい。
0か100ではなく、
10でも20でも前に進む。
その方が、
長い電験の勉強では
強いと思います。
明日の勉強時間を決めないでください
ここまで読んで、
「よし、明日は30分勉強しよう」
と思った人。
あと一つだけ決めてください。
いつ?
そして、
どこで?
たとえば、
「明日の朝6時30分、
リビングの机で10分」
これなら具体的です。
さらに、
何をする?
まで決める。
「昨日間違えた問題を1問解く」

これで、
明日の行動が決まります。
「勉強する時間がない」
これは、
本当にそうなのかもしれません。
仕事もある。
家庭もある。
疲れている。
社会人の1日は、
思っている以上に短いです。
だからこそ、
「時間ができたら勉強する」
ではなく、
限られた1日のどこに
勉強を置くかを先に決める。
朝なのか。
昼なのか。
夜なのか。
自宅なのか。
通勤中なのか。
休憩室なのか。
正解はありません。
自分の生活に入る場所を
一つ探せばいい。
そして、
最初から1時間じゃなくていい。
10分でもいい。
1問でもいい。
大切なのは、
「勉強するつもり」を
「勉強する予定」に変えること。
この記事を閉じる前に、
スマホの予定表でも、
紙でもいいので、
一行だけ書いてみてください。
「明日○時、○○で、
10分だけ勉強する」
「時間ができたら」
ではなく、
「ここでやる」。
その小さな違いが、
勉強を続ける最初の仕組みに
なります。



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