「今日は仕事から帰ったら、
30分だけ電験三種をやろう。」
朝はそう思っていた。
でも、仕事が終わって家に帰る。
ご飯を食べる。
少しスマホを見る。
気づけば21時。
「そろそろ勉強しないとな……」
そう思いながら机を見ると、
郵便物や仕事の書類が置いてある。
参考書は本棚。
電卓はどこか分からない。
ノートも探さないといけない。
そうしているうちに、
「今日は疲れたし、明日やろう。」
参考書を開くことなく
一日が終わる。
こんな経験、ありませんか?
勉強が続かないのは、本当にやる気の問題なのか
電験三種の勉強が続かないと、
「自分は意志が弱い」
「もっとやる気を出さないと」
「本気で合格したいと
思っていないのかもしれない」
そう考えてしまう人がいます。
でも、少し違うかもしれません。

仕事をしている社会人は、
すでに一日でたくさんの
判断をしています。
仕事の段取りを考える。
人と話す。
トラブルに対応する。
家に帰れば家事や家族との
時間もある。
その状態から、
机を片付けて、
参考書を探して、
ノートを出して、
電卓を準備して、
「今日はどこをやろう」
と考える。
これだけでも、
勉強を始めるまでに
かなりのエネルギーを
使います。
つまり問題は、
勉強する意志が弱いことではなく、
勉強を始めるまでのハードルが
高すぎること
なのかもしれません。
必要なのは「勉強する環境」ではなく「すぐ始められる環境」
ここでいう学習環境とは、
立派な勉強部屋を
作ることではありません。
高価な机も必要ありません。
大切なのは、
「勉強しよう」と思った
瞬間から、参考書を開くまでの
動作を減らすこと。
これだけです。

例えば、
Aさんは毎回、
本棚から参考書を出す
↓
机を片付ける
↓
電卓を探す
↓
ノートを探す
↓
今日やるところを決める
という準備をしています。
一方Bさんは、
机に座る
↓
参考書を開く
これだけ。
この二人が同じ
「30分勉強する」つもりでも、
始めやすさはまったく違います。
継続するために必要なのは、
毎日やる気を出すことではなく、
やる気が少ない日でも
始められる仕組みを作ること。
ここが大切。
どうやって?|まず「勉強開始までの5分」を変える
では、何をすればいいのか。
まず、電験三種専用の
場所を一つ決めます。
机の端でも構いません。
そこに、
・参考書
・ノート
・筆記用具
・電卓
をまとめて置いてください。
できれば参考書は、
本棚に戻さなくても
いいくらいです。
次に、
明日やるページを
今日のうちに決めておく。
これもかなり重要。
「さて、今日は何を勉強しよう?」
ここから考え始めると、
それだけで止まりやすく
なります。
例えば勉強を終えるときに、
「明日はP42の例題2から」
と付箋を貼っておく。

翌日は、
座る
↓
ページを開く
↓
始める
これだけになります。
さらにスマホは、
できれば手の届かない
ところへ。
意志で我慢するより、
誘惑に勝つ必要のない環境を
作る方が簡単です。
こうして勉強開始までの
動作を一つずつ
減らしていきます。
今日は勉強しなくてもいい。まず3つだけ動かしてください
ここまで読んで、
「よし、今日から
毎日2時間勉強しよう」
と思わなくて大丈夫です。
むしろ今日は、
勉強しなくても構いません。
その代わり、一つだけ
やってみてください。
机の上から、電験三種に
関係ないものを3つだけ
片付ける。
そして、
参考書
ノート
電卓
この3つを同じ場所に
置いてください。
それだけです。

明日、仕事から
疲れて帰ってきたとき、
参考書を探さなくていい。
机を片付けなくていい。
何をやるか悩まなくていい。
座って、開くだけ。
電験三種は、一日で受かる
資格ではありません。
だからこそ、
「頑張れる日」だけを
前提にしないこと。
疲れている日でも、
やる気がない日でも、
少しだけ前に進める環境を作る。
その積み重ねが、
数か月後の大きな差に
なります。
勉強を続けるために
最初に変えるべきものは、
あなたの性格でも、
根性でもありません。
まずは、
参考書を開きやすい環境
から作ってみてください。




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