「この問題ならこの公式」で、本当に大丈夫ですか?

過去問を何周もした。
公式も覚えた。
似た問題なら解ける。




でも、




数字を変えられた瞬間に手が止まる。
そんな経験はありませんか?

どうして解くなくなるのだろう?

なぜ、過去問を何周しても、
少し形を変えられると
解けなくなるのでしょうか。


理由はシンプルです。


「この問題なら、この公式」
だけで覚えているからです。


もちろん、
電験三種は5択です。


分からない問題でも、
勘で当たることはあります。


私も、
「ここはよく分からないけど、
最後は5択だし」


と思っていたことがあります。


でも、




試験はギャンブルではありません。


当たることを
期待するのではなく、



分かる問題を、分かって取りにいく。


そのためには、
公式を“覚えている”
だけでは足りません。


参考書には、
「式を整理すると」
「ここに代入すると」
「あとは計算するだけ」


と書いてあります。


でも、


その意味が分からないまま
進んでいませんか?


何を整理したのか。
なぜその公式を使うのか。
どうしてこの式になるのか。


そこが分からないまま、
「とりあえずこの形ならこの公式」
で進んでしまう。


すると、


数字が変わる。
条件が変わる。
聞き方が変わる。


その瞬間に止まります。


なぜなら、
覚えていたのは電気ではなく、
答えまでの手順だからです。

本当に必要なもの

では、本当に
必要なのは何でしょうか。


それは、
「なぜこの式になるのか」
を説明できる理解です。


「この問題ならこの公式」

ではなく、

「なぜ、この公式を使うのか」

「この数字は何を意味しているのか」

「条件が変わったら、どこが変わるのか」




そこまで分かっていれば、
問題の形が少し変わっても、
自分で考えることができます。


逆に、
そこが分からないまま進めば、
結局また丸暗記です。


分からないまま覚える。

↓

似た問題は解ける。

↓

少し変わる。

↓

解けない。

↓

また覚える。

この繰り返しになります。


だから私は、
過去問を何周したかより、
「なぜそうなるのか」を

説明できるかの方が
大切だと考えています。

どうやって?理解するの?

だからといって、


いきなり難しい理論を
全部理解する必要はありません。


まずやることは、
自分が止まった一行まで
戻ることです。


分数計算。

式変形。

比例・反比例。

平方根。

三角関数。

複素数。




電験の問題で
止まっているように見えて、

実際には、その手前の数学で
止まっていることがあります。


そこで、

途中式を書く。

数字を簡単なものに置き換える。

「ここでは何をしたのか」を
日本語で説明する。

これを繰り返します。


一見すると、
遠回りに見えます。

過去問を10問やる予定だったのに、
今日は一行しか進まない。


でも、

その一行で使った数学は、
別の問題でもまた出てきます。

すると、

今まで毎回止まっていた場所を、
次からは止まらず通れる
ようになります。

目的は、
電気数学を勉強して
終わることではありません。

計算問題を自分で考えて解き、
その先の過去問周回まで進めること。

今すぐにできること

今日、
過去問をもう10問進める前に、
一度だけ確認してみてください。


「なぜ、この公式を使うのか?」


答えられなかったら、
そこが今の自分のスタート地点です。


基礎まで戻っていい。

一行だけでもいい。

分数だけでもいい。

式変形だけでもいい。


分からないまま進む方が、
あとで何倍も遠回りになります。



試験はギャンブルではありません。


勘で当てる問題を増やすのではなく、
考えて取れる問題を増やしていく。


その積み重ねが、
合格だけで終わらない、
本当に使える知識に
つながっていきます。

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