
電験三種に全滅し
「俺には向いてない」と
6年間、資格から逃げた男が
数学の基礎理解を
ゼロからやり直し、
最後は
電気主任技術者として
内定をとった
どん底からの
大逆転ストーリー

おつかれさまです。
はるです⚡
今日は、
公式の話はしません。
過去問の解き方も、
一旦置いておきます。
今日は、
私自身の話をします。
今でこそ私は、
電験三種の数学について
発信しています。
「公式は丸暗記するな」
「なぜそうなるのかを理解しよう」
「過去問は答えを
覚えるためじゃない」
そんなことを
偉そうに言っています。
でも、
最初から
そんな勉強ができていた
わけではないです。
むしろ、
真逆でした。
公式を覚える。
過去問を回す。
答えを見る。
「あー、これね」
と思う。
また解く。
似た問題なら、
なんとなく解ける。
答えが合ったら、
「よし」
と次へ進む。
だから、
自分では
勉強できていると
思っていました。
でも今なら、
はっきり分かります。
私は電気を
理解していたんじゃない。
答えまでの手順を
覚えていただけでした。
そして、
そのことに気づくまでに、
私は――
とんでもなく遠回りしました。

1年目。
電験三種に挑戦しました。
結果は、
法規に合格。
全部は取れなかった。
でも、
一科目は取れた。
「おっ、いけるじゃん。」
そう思いました。
今思えば、
このとき少しだけ
勘違いが始まっていた
のかもしれません。
一科目取れた。
だから、
このまま続ければいい。
そう思ったんです。
そして2年目。
今度は、
機械に合格。
これで二科目。
あと少し。
もう見えてきた。
私は完全に、
「このまま行けば、
そのうち取れる」
本気で、
そう思っていました。

ところが、
3年目。
まさかの出来事が
起こります。
試験を受けられませんでした。
「えっ?」
ですよね。
私も、
「え?」
でした。
勉強しなかったから
ではありません。
サボったわけでもありません。
体調を崩したわけでもありません。
会社側の、
資格試験に関する
手続きのミス。
その年、
私は、
試験会場にすら
行けませんでした。
これ、
地味に見えて
結構きついです。
自分がサボったなら、
まだ納得できます。
「俺が悪かった」
で終わる。
でも、
違う。
勉強した。
準備した。
そのつもりで、
時間を使った。
なのに、
受験すらできない。
「いや、なんだよそれ」
という感じ。
資格担当者は
努力していることを
知っていたので
何度何度も謝られました。
怒りたい気持ちも
あったけど、
任せっきりにしていた
自分も悪かった。
ですがそれを機に
気持ちが、
一気に切れました。
これで私の3年目は
終わりました。
一年目に受けた
法規の科目合格は
これで消えました。

4年目。
「まだ機械が残ってる」
そして機械を除いた
3科目を必死で
勉強しました。
もう一度、
やりました。
今度こそ。
そう思って、
また参考書を開きました。
公式を覚える。
過去問を解く。
答えを見る。
「あー、なるほど」
と思う。
次へ進む。
そしてまた解く。
今まで以上に、
問題数も増やしました。
試験に出そうなところを
詰め込みました。
当時の私は、
それでいいと思っていました。
むしろ、
それしか知らなかった。
今度こそ
今度こそ
今度こそ
そして、
試験当日。
結果は――
……
全滅。
本当に、
見事なくらい、
全部ダメでした。
一科目も取れない。
「マジか……」
あれだけやったの
あれだけ覚えたのに。
法規も取った。
機械も取った。
何年もやった。
なのに、
最後までたどり着けない。
このとき、
かなり心が折れました。
「やっぱり俺には無理なんだ」
そう思いました。

数学が得意な人が
取る資格なんだろう。
電気を専門でやってきた人が
取る資格なんだろう。
俺には向いてない。
そうやって、
自分の中で
答えを出しました。
本当は、
勉強法がおかしかった
だけかもしれない。
でも、
当時の私は、
そんなことには
気づきませんでした。
ただ、
自分に才能がないと
思いました。
そう自分自身に言い聞かせ、
私は、
電験三種から逃げました。
半年ではありません。
1年でもありません。
6年間。
完全に離れました。
参考書を開かない。
過去問もやらない。
公式も見ない。
もう一回やろうなんて、
思わない。

6年です。
長いですよ。
小学生なら卒業
する長さです。
でも、
あの頃の私は、
戻る理由がありませんでした。
「また落ちるだけだろ」
そう思っていました。
そして、心のどこかで
「前、担当者のせいで
受けられなかったし、
仕方がない。」
他責ですよね。
自分は悪くないと、
そう思い込むことで、
もう、
自分から傷つきに
行くようなことを
したくなかった。
仕事もある。
生活もある。
電験がなくても、
日常は普通に進むんです。
だから、
そのまま時間だけが
過ぎました。
でも、その6年間に
「答え」がありました。
これが、
今でも不思議です。

電験を勉強しているときには
気づけなかったことを、
電験から離れている間に
気づきました。
仕事です。
6年の間、
人事異動で
製造現場から
分析業務の部署に
異動になりました。
私は仕事の中で、
分析に関わっていました。
分析では、
数字を扱います。
濃度。
検量線。
有効数字。
測定値。
誤差。
ただ、
数字を出せば
いいわけではありません。
その数字が
何を意味するのか。
その測定値を
本当に信用していいのか。
その範囲で使える値なのか。
なぜ、
その式を使うのか。
そこまで考えます。

ある日、
仕事をしながら、
ふと気づきました。
「あれ?」
電験のときの俺、
これ、
全然やってなかったな。
私は公式を
「答えを出す箱」
にしていました。
公式を見る。
数字を入れる。
電卓を叩く。
答えが出る。
○。
次。
本当に、
それだけです。
V=IR。
P=VI。
三相電力。
同期速度。
すべり。
意味を考える前に、
どこへ何を入れるかを探す。
今なら分かります。
私は、
公式を
理解していたんじゃない。
公式を使う手順を
覚えていただけでした。
だから、
問題の形が少し変わると、
急に分からなくなる。
数字を変えられる。
条件を変えられる。
すると、
「あれ?」
となる。

でも、
解答を見ると、
「ああ、そうか」
になる。
だから、
自分では、
全然分かっていないことに
気づけない。
これ、
かなり厄介です。
分かっていないのに、
分かった気になる。
しかも、
勉強している本人が
一番気づきにくい。
昔の私は、
完全にそれでした。
もしかして
私は「電気」が
分からなかったんじゃない。
久しぶりに、
昔解けなかった問題を
見ました。
すると、
変なことに気づきました。
並列回路で、
途中から分からなくなる。
昔の私は、
「電気が難しい」
と思っていました。

でも、
よく見ると、
引っかかっているのは、
分数の通分と逆数。
三相交流で、
√3が出る。
昔の私は、
「三相交流が難しい」
と思っていました。
でも、
そもそも、
なぜ√3になるのかが曖昧。
解説に、
「整理すると」
と書いてある。
次の行で、
いきなり式の形が変わる。
昔の私は、
「理論が難しい」
と思っていました。
でも、
よく見ると、
式変形が分かっていない。
そこで、
初めて気づきました。
俺、電験が
分からないんじゃない。
もっと前だ。
もっと手前だ。
電験の前に、
抜けているところがある。
しかも、
ものすごく小さい。
分数。
比。
平方根。
三角比。
式変形。
単位換算。
その一つ一つが、
途中で抜けていた。
でも、
私はそこを飛ばして、
いきなり過去問を回していた。

ここに気づいたとき、
かなりショックでした。
何年も、
勉強してきたつもり
だったからです。
参考書を開く。
公式を覚える。
過去問を解く。
間違えたら、
解答を見る。
「ああ、こうやるのか」
と覚える。
そして、
次の問題へ進む。
一見すると、
ちゃんと勉強しています。
むしろ、
かなり真面目にやっています。
でも、
今振り返ると、
私は途中から
「勉強」ではなく
「作業」をしていました。
たとえば、
仕事でこんな人がいたら
どうでしょう。
毎日、
決められたボタンを押す。
ランプが点いたら、
次のスイッチを入れる。
数字が表示されたら、
紙に書く。
またボタンを押す。
これを、
100回。
1000回。
繰り返す。

でも、
「このボタンを押すと、
装置の中で何が起きるの?」
と聞くと、
分からない。
「この数字がいつもと違ったら?」
と聞くと、
分からない。
「故障して、
いつもの順番で動かなかったら?」
と聞くと、
何もできない。
それでも、
ボタンを押した
回数だけは増えていく。
これ、
仕事だったら
ちょっと怖いですよね。
ここで、
やっと分かりました。
理解のない反復は、
回数を増やしても
理解にはならない。
100回やったから、
理解したわけではない。
過去問を5周したから、
その問題を
自分のものにしたわけでもない。
「この順番でやれば
この答えになる」
だけを覚えていたら、
それは、
極端に言えば、
作業手順書を
暗記しているのと同じです。

条件が同じならできる。
数字が同じならできる。
見たことのある形ならできる。
でも、
一つ変えられると、
急に分からなくなる。
そのとき、
初めて、
理解していなかったことが
表に出てくる。
これが、
昔の私でした。
そして、
一番怖かったのは、
作業でも
「勉強した感」は
出ることです。
机には座っている。
問題も解いている。
赤ペンも増えている。
参考書は
ボロボロになっていく。
だから、
自分では
頑張っていると思う。

実際、
頑張っていました。
でも、
頑張っていることと、
理解が進んでいることは、
同じではありませんでした。
ここを、
私は完全に勘違いしていました。
分析の仕事をするようになって、
この違いが
少しずつ分かりました。
分析では、
決められた操作を
ただやれば終わり、
ではありません。
この数字は
何を意味しているのか。
なぜ、
この操作をするのか。
この値がおかしいなら、
何が考えられるのか。
そこまで理解していなければ、
異常が起きた瞬間に
何もできなくなります。
手順を知っている人と、
意味を理解している人では、
異常が起きたときに差が出る。
つまり、計算するとき、
丸暗記だと
応用が効かないんですよね。
そのとき、
電験の勉強と
つながりました。
「ああ……。
俺、
ずっとこれだったんだ」
と思いました。
いつもと同じ問題なら解ける。
少し変えられると解けない。

それは、
才能がなかったからではなく、
私自身が、
理解する前に
処理することを
覚えてしまったからでした。
ここに気づいてから、
私の勉強は変わりました。
めちゃくちゃ頑張っている
と思っていた。
これが、
本当に怖いところです。
努力しているからこそ、
間違っていることに気づきにくい。
6年ぶりに、もう一度
やってみようと思いました。
当然、
忘れています。
6年ですから。
公式も怪しい。
用語も怪しい。
昔の私なら、
また公式集から
始めていたと思います。

でも、
今度は違いました。
まず、
何が起きているのかを見る。
その現象を、
頭の中で考える。
電流は、
どっちへ流れる?
磁束は、
どう変化する?
電圧は、
どこにかかる?
モーターの中では、
何が起きている?
それを考えたあとで、
公式を見る。

そして、
最後に過去問。
事象。
イメージ。
公式。
過去問。
順番を、
全部変えました。
すると、
公式が「文字」
じゃなくなりました。
ちゃんと、計算式として
理解できるようになって
いたのです。
以前の私は、
公式を見ても、
ただのアルファベットでした。
でも、
意味から考えるようになると、
少しずつ、
式の中身が見えてきました。
数字を変えられても、
「あれ?
どの公式だっけ?」
ではなく、
「こっちが増えたなら、
こっちはこうなるはず」
と考えられる。
答えを出す前に、
結果の方向が
少し見えるようになる。
これ、
かなり大きかったです。
昔の私は、
公式に連れていって
もらっていました。
でも、
今度は違う。
自分で公式を
使えるようになっていった。

同じ公式でも、
見え方が、
まるで違いました。
「電験が分からない」
と言わなくなりました。
問題が解けない。
昔なら、
「また分からない」
で終わっていました。
でも今度は、
どこから分からなくなった?
ここまでは分かる。
じゃあ、
この一行は?
「あ、分数だ」
「あ、比だ」
「あ、式変形だ」
「あ、√3だ」
そうやって、
分からないものを
小さくしていきました。
それまで、
「電験三種」という
巨大な壁だったものが、
小さな壁に
分かれていきました。
今まで読めなかった
参考書の解説が
少しずつ読めるようになった。
過去問を見ても、
最初の一行を
自分で考えられるようになった。
勉強の感覚が、
変わりました。

昔は、
何年やっても
終わらなかった電験三種。
でも、
勉強のやり方を変えてから、
半年で2科目。
さらに、
残りの科目へ。
一度、
「俺には無理だ」
と思った資格。
6年間、
離れた資格。
それでも、
もう一度やった。
そして、
ついに――
電験三種に合格しました。
嬉しいはずなのに、
最初に出たのは
「長かったな」でした。
もちろん、
嬉しかったです。
でも、
飛び跳ねるような
感じではありませんでした。
むしろ、
最初に出た感情は、
「長かったな……」
でした。
法規に受かった。
機械に受かった。
受験できなかった。
全滅した。
諦めた。
6年間離れた。
また戻った。
分数まで戻った。
式変形まで戻った。
「なぜ?」
からやり直した。
その全部が、
一気に頭の中を
通り過ぎました。
そして、
一つだけ、
強く思いました。
「俺でも、やればできるんだ」
気づいたら、
これまでの想いが溢れたのか
涙が溢れていました。

一度、
自分で終わらせたものを、
もう一度拾い直して、
最後までやった。
それが、
自分の中で
少しだけ誇らしかった。
でも、翌朝は普通に来ました。
これ、
すごく現実的な話です。
電験三種に合格した翌朝。
何かが劇的に
変わるわけではありません。
普通に朝が来る。
普通に会社へ行く。
普通に仕事をする。
資格を取っただけで、
人生が勝手に
変わるわけじゃない。
でも、
一つだけ、
変わりました。
求人を見るときの、
自分の目です。
それまでは、
設備管理。
設備保全。
電気設備。
そういう求人を見るたびに、
どこか、
自分とは違う世界だと
思っていました。
募集要項を見る。
経験を見る。
資格を見る。
そして、
そっと閉じる。
「俺には無理だろ」
そう思っていました。
でも、
電験三種を取ったあと、
初めて、
履歴書に
この文字を書きました。
第三種電気主任技術者
たった一行です。
でも、
その一行を書くまでに、
何年かかったんだ。
免状という紙切れを
もらうために
何年かかったんだ?
そう思いました。

そして、ある求人を
見つけました。
少しだけ、
手が止まりました。
仕事内容を読む。
設備を見る。
求められていることを見る。
昔の私なら、
たぶん、
閉じていました。
「もっと経験ある人が
行くところだろ」
そう思って。
でも、
その日は違いました。
しばらく、
画面を見ていました。
そして、気づいたら
応募していました。
正直、
そのとき、
何か確信が
あったわけでもなく、
受かる気がしていた
わけでもない。
ただ、
一つだけ思いました。
無理かどうかを、
応募する前に自分で決めるのは
もうやめよう。
面接で話したのは、
電験だけではありませんでした。
これまで、
どんな現場で働いてきたのか。
製造現場で
設備が止まりそうなとき、
どう考えてきたのか。
2月の寒い夜中に
自動バルブが壊れて、
朝までスパナで
抑えてたこともありました。
安全について、
何を大切にしてきたのか。
重症には至りませんでしたが、
自分の不注意で
手を怪我したこと。
正直に話をしました。
品質をどう守ってきたのか。
現場で、
何を見てきたのか。
話している途中で、
自分でも不思議な
感覚がありました。
今まで、
電験とは関係ないと
思っていた経験が、
少しずつ、
つながっていったんです。
製造現場。
設備。
安全。
品質。
分析。
数字。
遠回りした電験。
全部、
バラバラだと
思っていました。
でも、
そうじゃなかった。
全部、
今までの自分だった。
面接が終わりました。
その日は、
それ以上考えないように
しました。
期待しすぎると、
また落ちたときに
しんどいからです。
いつもの生活に戻りました。
仕事をして、
家に帰って、
普通に過ごしました。
数日後、連絡が来ました。
メールを開きました。
最初、
よく分かりませんでした。
一回読む。
もう一回読む。
少し戻って、
また読む。
そこに書いてあったのは、
採用の連絡でした。
しばらく、
画面を見ていました。

嬉しい。
もちろん、
嬉しい。
でも、
それ以上に、
変な感覚でした。
「あれ?」
と思いました。
何年も前。
電験三種に全滅した日のことを
思い出しました。
参考書を閉じました。
「俺には無理だ」
そう思いました。
そのあと、
6年間、
電験から離れました。
あのときの自分が、
今の自分を見たら、
たぶん、
意味が分からないと思います。
だって、
その自分が、
今――
大手の重化学工場の
電気主任技術者として
採用されたんです。
たぶん、
昔の自分に話しても、
信じません。
というか、
私自身が、
一番信じられませんでした。
一度は、
「向いてない」
と決めた資格。
一度は、
「もうやらない」
と閉じた参考書。
6年間、
何もしなかった。
それでも、
戻った。
やり方を変えた。
基礎まで戻った。
そして、
合格した。

その資格が、
何年もあとになって、
仕事まで連れてきた。
あの日の「分数」が、
ここまでつながっていました。
変な話です。
重化学工場の
電気主任技術者。
そこだけ見ると、
ものすごく大きな話に見えます。
でも、
始まりは、
ものすごく小さいです。
並列抵抗で、
分数が分からなかった。
式変形で、
途中が分からなかった。
三相交流で、
√3が分からなかった。
解説に、
「整理すると」
と書いてあって、
「いや、何を整理した?」
「途中が抜けててわかんねーよ」
と思っていた。
そこです。
そこを、
見て見ぬふりしていた。
「まあいいか」
で次へ進んでいた。
その小さな穴が、
何年も埋まっていなかった。
だから、
私は一度、
そこまで戻りました。
分数まで。
式変形まで。
平方根まで。
「なぜ?」
まで。

そして、
そこからもう一度
積み上げました。
私は、最短ルートを
歩いた人ではありません。
誰よりも回り道をした、
遠回りのプロです。
法規に受かった。
機械に受かった。
受験できなかった。
全滅した。
6年間逃げた。
戻った。
数学からやり直した。
合格した。
そして、
その先に、
今まで想像もしなかった
仕事がありました。
だから私は、
「こうすれば一発で受かる」
なんて言えません。
そんな綺麗な人生じゃありません。
でも、
これだけは言えます。
「これをやったら、
めちゃくちゃ遠回りした」
それなら、
誰より話せます。
今、昔の私と同じ
ところにいる人へ。
もし、
今そこにいるなら、
わからないまま
進めているなら、
昔の私と
かなり似ています。
だから、
これだけは伝えたいです。
もっと頑張れ、
ではありません。
もう、
頑張っているからです。
過去問を、
あと5周しろ。
でもありません。
私はそれをやって、
遠回りしたからです。
必要なのは、
分からないところを
ごまかさないこと。
わからないのに
わかったふりをしないこと。
たった一行でもいい。
「なんでこうなるの?」
と思ったなら、
そこまで戻る。
遠回りしたくなくて
基礎を飛ばした結果、
私は一番遠回りしました。
これ、
今でも笑えません。
試験まで時間がない。
早く過去問をやらなきゃ。
基礎なんて、
今さらやってられない。
そう思って、
飛ばしました。
その結果、
6年間です。
遠回りしたくなくて、
一番遠回りしました。
だから、
今なら分かります。
基礎へ戻ることは、
後退ではありません。
むしろ、
過去問を
自分の力で使えるように
なるための準備です。

もし、
あの頃の自分に
一つだけ言えるなら、
こう言います。
「分からないところまで戻れ。」
そして、
もう一つ。
「その一行を、
バカにするな。」
分数かもしれない。
√かもしれない。
比かもしれない。
式変形かもしれない。
でも、
そこを飛ばしたまま
先へ行くな。
その小さな一行が、
何年後か、
自分の人生を
変えるかもしれないから。
人生って、
本当に変なものです。
一直線には進まない。
失敗する。
止まる。
逃げる。
何年も離れる。
でも、
それで終わりとは限りません。
戻ることもできる。
やり方を変えることもできる。
そして、
その続きを
もう一度始めることもできる。
私の物語は、
全滅したところで終わっていたら、
ただの失敗談でした。
6年間離れたところで終わっていたら、
ただの挫折でした。
でも、
そこで終わらなかった。
もう一度、
始めた。
その先に、
電験三種の合格があった。
さらにその先に、
電気主任技術者として
働く未来がありました。
だから、
もし今、
電験三種で
うまくいっていなくても、
そこで、
自分の物語を
終わらせないでください。
ただし、
私と同じ遠回りをする
必要はありません。
分からないところまで、
戻る。
一行戻る。
分数まで戻る。
そこから、
また進めばいい。
私は今、
あの頃の自分が
本当に欲しかったものを
作っています。
「このくらい分かるよね」
で飛ばさない。
「整理すると」
で終わらせない。
「○○より」
の一言で、
途中を消さない。
参考書を読んで、
「いや、なんでこうなるの?」
と思った、
その場所から説明するもの。
一度、
電験三種で
うまくいかなかった人が、
もう一度、
過去問へ戻るためのもの。
私が、
何年も遠回りして
ようやく見つけたやり方を、
今度は、
遠回りせずに使える形にします。
次回、
その全貌を
お話しします。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
最後に今日のワークです。
⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
本日のワーク
⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
Q:最近、「なんでこうなるの?」と思った問題はありますか?
過去問でも、
参考書でも、
講座でも構いません。
たとえば、
「整理すると」
と書かれた次の行で、
式が急に変わった。
「○○より」
と書かれていて、
その“より”の中が分からなかった。
思い出して、教えてください。
▼アウトプットの回答はこちら

画像をタップして、
公式LINEに送ってください。
それでは、
また次回の記事で
お会いしましょう。



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