【第二章】あなたが過去問を解けない、真の敵とは

過去問を3周した。
公式も覚えた。

それでも
数字を変えられると解けない。

ここまで勉強してきた
はずなのに

なぜ、まだ
自分の力で解けないのか。

その原因を作っている
「真の原因」が今日ついに明かされます。

おつかれさまです。
はるです⚡



いつも発信を読んでくださり
ありがとうございます。



前回の記事では、
少し厳しい話をしました。



それは、



過去問を何周しても、
公式を覚えても、



数字や条件を少し変えられると
解けなくなるのであれば、



まだ



「本当に理解した状態」
ではないかもしれない




ということです。



過去問を解けるように
なったというより、



その問題の
解き方を覚えていただけ
かもしれない。



そんな話をしました。

もしかすると、



前回の記事を読んで、
こんな気持ちになった人も
いるかもしれません。



「じゃあ、
今までやってきた勉強って
なんだったんだろう」



「何周もしたのに、
身についていなかったの?」



「また最初から
やり直さないといけないの?」



少し、
絶望したかもしれません。

それも無理はありません。



だって、
勉強してこなかったわけでは
ないからです。



仕事が終わってから
参考書を開いた。



休日も、図書館で
過去問を解いた。



眠い日も、
疲れている日も、
少しでも進めようとした。



YouTubeも見た。
SNSも見た。
解説も読んだ。



それなのに、
思うように解けない。



頑張っているのに、
結果につながらない。




これは、
かなり苦しいです。

私も、
ずっとそうでした。
それで、4年受けて
やめました。



いわゆる典型的な
電験スパイラルです。



公式を覚える。
過去問を解く。



解説を見る。
「ああ、そういうことか」
と思う。



そして、
次の問題へ進む。



でも、
少し問題の形を変えられると、
また分からなくなる。



そのたびに、

「まだ過去問が足りないんだ」

「もっと覚えればいい」

そう思っていました。



でも、
今振り返ると、



問題は
勉強量では
ありませんでした。



むしろ、
勉強しているからこそ
気づきにくかったんです。



参考書を開いている。
過去問も解いている。
解説も読んでいる。



だから、



自分では
「ちゃんと勉強している」
と思っている。

でも、
その中で



小さな「分からない」を
何度も見過ごしていました。



これまで私は、



この状態を



「手が止まる」
「つまずく」
「分かったつもり」



そんな言葉で
表現してきました。



でも、
それでは少し
ぼんやりしていました。



本当に起きていることは、
もっと具体的です。



参考書の解説を読む。
最初の式までは分かる。



ところが、
次の行を見ると
急に式の形が変わっている。



「……なんでこうなった?」
と思う。



そう思っても、



途中式が書いていない。



説明もない。



解説は、
当たり前のように
その先へ進んでいる。

だから、



自分も
「まあ、こうなるんだろう」
と先へ進む。



答えを見ると、
「ああ、そうか」
と思う。



その場では、
少し分かった気になる。



でも翌日、



同じ問題を
白紙から解こうとすると、



自分では
その途中を書けない。



これが、



私が今まで
「手が止まる」
と言っていた状態です。



たとえば、



参考書に
こんな解説があったとします。



「cosθ=0.8より、
tanθ=0.75」



……



いや、“より”って何?
となる。



この間に
何を計算したのかが
書いていない。



でも、
解説を書いた人には
当たり前なんです。




途中式が省略される。



こちらからすると、
そこが知りたい。



でも、
答えはもう出ている。



だから、
「そういうものなのかな」
と飲み込む。



そして次へ進む。



この省略された1行が、
あとから効いてきます。

並列抵抗でも同じです。



公式は知っている。



1/R=1/R1+1/R2



ここまでは見たことがある。



でも、


そのあと、
通分して、
逆数を取って、



Rを出す。



この途中が
自分ではできない。




なのに解説では
途中が省略されて



「したがってR=2Ω」
と書いてある。



答えは分かる。



公式も知っている。



だから、
なんとなく
理解した気になる。



でも、
数字を変えられると
解けない。



これが、



何周しても
自信がつかない理由
のひとつです。



そして、



ここでようやく



今日の
「原因」
が見えてきます。



原因は、
勉強していないから
ではありません。



過去問が足りないから
でもありません。



数学の基本的な意味を
理解しないまま進んでいること。




そして、



式を見ても、
何が起きているのか
頭の中でイメージできていないこと。




ここです。

でも、
さらに問題があります。



では、
なぜそんな状態のまま



多くの人が
先へ進んでしまうのでしょうか。



ここに、



今日の
「真の敵」があります。



それは、

「このくらいの数学は
分かっているよね」




という前提です。



参考書を書く人にとっては、



分数も、
式変形も、
平方根も、
三角比も、



説明するまでもない。



だから、
途中を省く。



「よって」
「したがって」
「○○より」



この数文字で、
数学の計算を
一気に飛ばしてしまう。



講座でも、
同じことがあります。



先生の説明が
間違っているわけ
ではありません。



むしろ正しい。



ただ、



数学がある程度できる人を
基準に説明が進んでいく。




だから、



そこから外れる人は、



途中から
置いていかれます。



そしてもうひとつ。



電験三種には、
こんな空気があります。



「過去問を回せば受かる」
「とにかく過去問」



「何周した?」
「10年分やれば大丈夫」



もちろん、
過去問は必要です。



私も、
過去問を否定しているわけでは
ありません。

想像してください。



数学の土台が
まだ曖昧な人まで、



同じように
過去問を回し続けたら
どうなるでしょうか?



途中の式変形が分からない。



でも、
答えを見る。



「なるほど」
と思う。



また次へ進む。



そして、



また分からない。



それでも、
「もっと過去問をやらなきゃ」
と思う。



これが、
かなり厄介なんです。



なぜなら、



本人は
頑張っているからです。




勉強時間も増えている。
解いた問題数も増えている。



参考書にも
書き込みが増えている。



でも、
本当に埋めるべきだった



省略された1行は、
そのまま残っている。



理解が曖昧なまま
勉強が進んでいく。




これが、
あなたを苦しめている
「真の敵」です。

「このくらいの数学は
分かっている前提」で
進むテキスト。



それを前提に進む講座。



そして、
「過去問を回せば受かる」
という空気。



この3つが重なると、
分からない人ほど
自分を責め始めます。



なぜなら私もその一人
でした。



「みんな分かっているのに、
自分だけ分からない」




「俺は数学が苦手だから」
「電験向いてないのかな」



でも、
本当にそうでしょうか?



あなたが分からないのは、
問題全部ではないかもしれません。



たった1行かもしれない。



「cosθ=0.8よりtanθ=0.75」


この“より”の中には、
省略された途中式がこれでもかと、
詰まっています。



この中を理解しないことには、



いつまでたっても
合格に近づくことは
出来ません。

ですが、
安心してください。



ここまで読んで
「自分もそうかもしれない」
と思ったなら、



それは悪いことではありません。



むしろ、
ここからです。



なぜなら、



分からない場所が見えれば、
やることが小さくなるからです。




私もまさにそうでした。



参考書を開く。



「この式に代入して」
「整理すると」
「○○より」



そう書かれている。



でも、
その“整理すると”の中で



何を掛けて、何を割って、
なぜこの形になったのか。



そこが分からない。



それでも、
答えは書いてある。



解説はそのまま先へ進んでいる。



だから私も、
「まあ、こうなるんだろう」
と飲み込んでました。



講座を見ても同じでした。



先生は当たり前のように
式を変形して先へ進む。



私は心の中で、
「今、何した?」
と思っている。

でも、
動画を止めてまで
確認するほどでもない気がして、



そのまま見る。



過去問でも、
答えを見れば
一応納得できる。



だから、



自分では
「全然分かっていない」
とは思っていませんでした。



ここが厄介でした。



7割くらいは分かる。
公式も知っている。



答えも見れば納得できる。



でも、



残りの3割を
自分では再現できない。



その3割に、



通分、
逆数、
比、



式変形、
平方根、
三角比、



単位換算といった
数学が隠れていました。

でも当時の私は、
そこに気づかず、



「もっと過去問をやればいい」
と思っていました。



周りからも、

「とにかく過去問」


「10年分やろう」


「何周した?」


そんな言葉が聞こえてくる。



だから私も、
本当は数学を確認する
必要があったのに、



「自分は問題数が足りないんだ」



と勘違いして、
さらに過去問を増やしました。



でも、
解けるようにはならなかった。



今なら分かります。



原因は、
数学の基礎理解が曖昧なまま
過去問を回していたこと。




そして敵は、
その数学が分かっている
前提で作られた
テキストや講座。




さらに、
「過去問さえ回せば受かる」
という空気。



私は、
その3つに
完全にはまっていました。



だからこそ、
今同じ状態にいる人には、
はっきり言えます。



理解出来ないのは努力が
足りなかったのではない。




土台になるものが
どこにもなかった。

「数学全部が苦手」

だと思っていた。



実は
分数と式変形だけだった。



「三相交流が苦手」
だと思っていた。



本当は
√3がどこから出るのか
分からなかっただけだった。



そうやって、
問題が小さくなっていきます。

そして、



その1行が埋まると、



今持っている参考書の
見え方が変わります。




今まで、
「なんで?」



と思っていたところが、



まるで頭に電球が浮かぶように



「そういうことか!」
に変わる。



途中式が省略されていた
解説が、



自分の中でつながる。



すると、



同じ参考書の解説を
最初から最後まで
追えるようになります。




だから、




私は




過去問をやめてほしいわけ
ではありません。



むしろ、



過去問を
ちゃんと使えるように
なってほしい。




答えを覚えるためではなく、
考え方を理解するために使う。



数字や条件を変えられても、



「じゃあ、こう考えればいい」
と自分で進める。



そこまで行って、




初めて過去問が
合格のための武器になります。

一度、
電験三種でうまく
いかなかった人が、



もう一度、
過去問へ戻れるように。



ただ問題数を増やすのではなく、
「あ、ここが分かってなかったんだ」
と自分で気づけるように。



そのための仕組みを
準備しています。



近日、
詳しくお話しします。



そして、
次回の記事では、
私自身の話をします。



私は、



最初から
電験三種を理解して
勉強できた人ではありません。



公式を覚え、
過去問を解き、



うまくいかず、


資格担当者が申し込み
日にちを間違え、



猛勉強したのに
受けられなかった年も



ありました。



そして、一度
電験の勉強を辞めました。

それでも、
なぜもう一度



戻ってこられたのか。



何が変わったのか。



なぜ、
数学の意味を
大切にするようになったのか。



次回は、
その話をします。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

最後に今日のワークです。

⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘

本日のワーク

⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘

Q:参考書や過去問の解説を読んでいて、一番近いものはどれですか?

① 「なんでこうなるの?」と思う途中式がある

② 答えを見ると分かるけど、白紙からは書けない

③ 「よって」「○○より」の間が分からないことがある

④ 今のところ特に困っていない

番号だけでも大丈夫です。

自分が
どこで分からなくなっているのか。

まずは、
そこに気づいてみてください。

▼アウトプットの回答はこちら

画像をタップして、
公式LINEに送ってください。

それでは、
また次回の記事で
お会いしましょう。

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

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